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(場所1)は(場所2)という日本語

T.Tです。

 

小さい頃からずっと疑問に思ってたことがあります。

それは、(場所1)は(場所2)という日本語。

例えば、大阪は梅田とか東京は新宿みたいな使い方をされますよね。

これにずっっっと違和感を感じていました。

なんで「の」じゃなくて「は」なんだ?普通に大阪の梅田とか東京の新宿とかじゃだめなのか?と

ネットで検索してみると同じように感じてる方が一定数いて安心したと同時に、その用法について知ることができたので少しまとめてみます。

 

 

まず決まりごととして

(場所1)が大きいものや広い範囲

(場所2)が小さいものや狭い範囲

であるということ

確かにそうですよね、大阪の中に梅田はありますが、梅田の中に大阪は無いですし。

 

大阪は梅田のような場所に対して使う他にも、時は戦国のような(時間)という広い範囲の中の(戦国)という狭い範囲にフォーカスをあてる為にも使われます。

つまりこの用法は、時や場所などの場面をあらわす語についてその後の細かな場面を描写する為の表現方法であるということです。

東大は理Ⅲ、のような使い方も用法として間違ってないということですね。ほとんど使わないとは思いますが。

 

 大阪は梅田や東大は理Ⅲだと違和感を感じるのに、時は戦国だと全然違和感を感じないのは、大阪は梅田や東大は理Ⅲの「は」は「の」で代用できるのに対し、時は戦国の「は」を「の」に変えたら明らかにおかしいことも関係しているんじゃないでしょうか。

普段使わない表現だということと、現代の用法として他に最適なものがあるということがこの違和感の正体なんだと思います。

 

 

この用法は古い言葉のようで現代で使われることはほぼ無いようです。

口語なので文章で見ることはまず無いですし、テレビでもドラマやバラエティのナレーションでたまに聞くくらいですしね。

それに同じ言い回しなら「の」で代用できることがほとんどなので、違和感があるのなら無理に「は」を使う必要も無いと思います。

 

時は戦国については代用できるのが思い当たらなかったのですが、そもそも時間を説明する時にわざわざ大→小にすることなんて無いのでそこは気にしなくていいかなと個人的には思いました。

 

少しスッキリしました。